YZ250Xに一年乗ったのでレビューとか その1
どうも
ゲンガこと源です。
まず、この記事を書こうと思った切っ掛けですが僕がYZ250Xを買うにあたって某関東のバイク屋さんやF〇NAI R〇cingなどのブログ情報に非常に助けられた経験がりまして、この記事も誰かの参考になればなと思ったからです。
レビューしたモノの評価は下記の3段階で行います。
①必需品
次も絶対に買う!これがないと考えられないレベルの一品
②出来たら欲しい
悪くはないがコスパが微妙、余裕があったらほしい一品
③あってもなくても同じ
オシャレ枠、性能的にはいらんよねーな一品
(あくまで素人インプレです。適当なこと言ってます。間違ってても晒上げるとかヤマでシバキ回すときかしないでください。泣きます)
・YZ250X
文句なしの①必需品
安い、速い、丈夫の3拍子揃った優等生
現状新車で買える唯一の国産2st250なので新車国産がいい人はこれしかない。(2020.2.3時点)
この車体の良さは何といっても
圧倒的コストパフォーマンスのよさ
もちろんバッテリーレスによる車体の軽さとかMXベースのビンビンのパワーだとかも良さではあるが、、、
世の中とりあえずお金。
初心者のHEDライダーは何しろ車体を壊す。
それもうぶん投げたり、突っ込んだり、落としたり、トランポで引いたりあらゆる破壊方法を行う。
(ありとあらゆる破壊を受けたバイクのチャンバー、本体はお察しください)
僕もよくある経験として、初レーサとして購入した250EXCTPIをボコボコのメタメタにした挙句、エンジンブローさせて泣いた。
(それでも35万で売れるんだからKTMはすごい!)
当然直さないと乗れないので直すのだが、それには部品代や工賃などお金がかかるのである。
週2で乗って毎週壊していると関東の某ふとしさん並みの富豪でないと乗り続けるのは厳しいのが現実である。
そんな若者のお金離れが進んでいる世の中だが
2020年2月現在、KTM 250EXCTPIが125万円前後、対してYZ250Xは75万円前後
の乗り出し価格となっている。
半額である。
KTMを買うお金で新車予備車両がもう一台買えてしまうのである。
新車予備車両があればフレームごと真っ二つにしてもすぐに走れてしまう。
しかも、国産なのでウエビックやモノタロウ、近所のバイク屋さんで純正部品が注文できるうえに3日もあれば届く。
また、良くも悪くも20年ほど根幹部品は変わっていないためサードパーティー製の部品も充実しているし、年式違いによる部品の買い間違えも起こりにくい。
(ゆわゆる中華パーツを選択に含むとかなり安く買えるうえにどれが使えて、
どれが使えないというユーザー情報も数多くある)
ちゃんと日本語のメンテナンスマニュアルもついてくる。
(KTMなどは簡単な整備マニュアルのみ日本語版が付属)
正直に言うならハードエンデューロで使用するならKTMやハスクには劣ると思う。
それはセルの有無であったり、エンジンやサスの特性であったりするのだが、
それを踏まえても買う価値があるコストパフォーマンスの良さと部品の入手性の良さ
頑張って外車を買ってパーツ代を気にしながらちまちま走るより、
YZ250Xを買って毎週乗っていたほうが上達スピードも速い。
素性のはっきりした中古レーサが運よくでてこない限りは、新車のYZ250Xを買うことが一番初心者のお財布には優しく、既婚者の嫁ステアも超えやすいオススメなバイクといえるだろう。
もちろん欠点もある。
セルがないため(いくらキックが軽いとは言え)
足つきに自信がない人はつらいであろうこと。(お金をかければローダウンはできる)
キャブかつ燃料タンクが小さいため3時間のレースだと給油が必要なこと。
(お金をかければ・・・)
ナンバーがつけれないため自走不可なこと
(お金を・・・)
なので上記がどうしても我慢できないという人やそんなに壊さないぜ、お金には余裕があるぜという人、KTMやハスクに一目ぼれしたという人はYZ以外を買うのが良いだろう。(YZ125Xや250FXもあるしね)
パーツ類のレビューはその2に続きます。